落ちこぼれ

来てくださってありがとうございます。

冒頭から唐突ですが、ある詩のご紹介をさせていただきたいと思います。

「落ちこぼれ」茨木のり子

落ちこぼれ
和菓子の名につけたいようなやさしさ

落ちこぼれ
今は自嘲や出来そこないの謂

落ちこぼれないための
ばかばかしくも切ない修業

落ちこぼれこそ
魅力も風合いも薫るのに

落ちこぼれの実
いっぱい包容できるのが豊かな大地

それならお前が落ちこぼれろ
はい 女としてとっくに落ちこぼれ

落ちこぼれずに旨げに成って
むざむざ食われてなるものか

落ちこぼれ
結果ではなく

落ちこぼれ
華々しい意思であれ

これは、私の大好きな「茨木のり子」という女流詩人の詩です。
ネガティブな意味に捉えられがちな「落ちこぼれ」という言葉を「和菓子につけたいようなやさしさ」だというこの方の感性が私は好きなのです。

今の時代は何もかもがハイスピードになっていて、わからないことはすぐにスマホで調べられるし、
今起きた事件もすぐにニュースで流れてきます。

少しでも知らないことがあれば
「へぇー、そんなことも知らないんだ、遅れてるね」
と言われ、世の中の流れについていけることが当たり前でいいことだと思われているような気がします。

ドラクエ10の世界でもそれは似たようなもので、新しいエンドコンテンツが実装されるとすぐに効率的な攻略法が確立され、それ以外のやり方はダメだと言われ排除されてしまいます。

何でも効率よく無駄なくスマートに。

何につけても遅れている私には、そんなことが出来るわけもなく、つまりはすべてにおいて「落ちこぼれ」ているのです。

そしてそんな自分がダメ人間だとずっと思って生きてきたけれど、最近はそれもまた味があっていいものだと思うようになってきています。

バトルについても、何度教えてもらっても練習しても上手くできないことばかりで、やっぱりそれはどうしても凹んでしまうけれども、敢えて立ち止まってのんびり呼吸するのも、それはそれで面白いなとようやく思える私になれたのです。

そうやって、のんびりコツコツやってるうちに、気がついたらレベルも特訓もカンストしてしまっていました。

これぞまさに

塵も積もれば山となる

ですね。

今は、バトルの基礎をもう一度習い直しているところです。

「MP管理とか状況判断とか周囲を見るくせとか、ダークキング には僧侶の立ち回りの全てが詰まっている」

戦闘ガチ勢であるフレさんにそう言われて、只今ダークキングの2人討伐に挑戦中なのです。
何とかレベル2までは勝てましたが、目標は最強レベルの2人討伐です。

果たしてへっぽこオブへっぽこの私にそんなことが出来るのか?と甚だ疑問ではありますが、挑戦しなければいつまで経っても経験値は0のままなのです。

そうだなぁ。イメージとしては

深い海の底まで何度も飛び込んでは
砂つぶをひとつ拾って浮上する

時には何も得られずに
砂浜に打ち上げられたりもするけれど

それでも懲りずにまた潜っていく

そんな感じかなぁ。

そんなこんなで、ダメなことばかりの自分に涙もするけれど。

落ちこぼれでもいい

いえ

敢えて「落ちこぼれ」でいい

和菓子のようにゆるゆると落ちこぼれながら、今日も優しい風景の中をのんびりと、でも少しずつでも前に向かって歩いていきたい

そんな風に思う今日この頃の私です。

ここまでお読みいただきありがとうございます!
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