あるフレンドの受難

来てくださってありがとうございます。

今日は、日頃から仲良くしていただいている、あるフレンドさんが経験したお話を書いてみます。
ご本人からの了承はいただいていますが、事実をそのまま書いてしまうと関係者にご迷惑がかかる可能性がありますので、一部内容を変更しています。

そのフレンドさんのことは、以後Aさんとします。
種族はウェディ男子、しかもバトルが上手くてドレアもかっこいい系が多い人です。
そして既婚者であり、奥様もドラクエ10をプレイされています。
始めた当初は奥様とほとんど一緒に行動していたとのことですが、最近は奥様のログインが減ってきたこともあり、別々に行動することの方が多くなっていたようです。

Aさんはかなりのガチ勢なので実装された戦闘コンテンツにはいち早く乗り込むタイプです。
リアルではごく普通の会社員であり、もちろんネット恋愛などには全く興味がありません。
フレンドにはとても優しい人ですが、戦闘では効率重視で、勝つことにはこだわる方です。

それに対して奥様の方は、ごくごく一般的なプレイヤーです。
最初の頃はガチな旦那様についていこうとされていたとのことですが、最近は脱落気味であり、リアルが忙しいこともあり上記の通り現在はログイン率がかなり下がっています。
ちなみにお2人とも私のフレンドです。


※画像は本文とは関係ありません

Ver.3.3で、常闇の聖戦第二弾となる「ダークキング」が実装され、バトル好きは一斉に乗り込みました。
Aさんも当然いち早く参加されたようです。
ところが、実装当初は、最強である強さレベル4は非常に難易度が高く、求められる耐性も毒Gと敷居の高いものだったこともあり、野良PTでもなかなか討伐することが難しかったのです。
Aさんはガチ勢なので、当然野良PTにも積極的に参加していました。
その縁でフレンドになった人に、ウェディ女子のB子さんがいました。

B子さんもバトルが上手かったので、その後も最強ダークキング討伐のためにほぼ固定でPTを組んだそうです。
ですが、なかなか勝利には至らず、そのうちAさんは、どうぐ使いでPTに参加するB子さんのアイテム負担が多いことが次第に気になるようになりました。
そこで、今後はアイテム代は割り勘にしようとB子さんに持ちかけました。
しかし、B子さんは「好きでどうぐ使いをやっているのだから気にしないで」と言い、お金もアイテムも受け取ってもらえなかったそうです。

律儀なAさんは、それではやはり気が済まず、初めて最強ダークキングが討伐できた日に、B子さんに少々値の張るプレゼントを贈りました。
「アイテム代」と言えば受け取ってもらえないため「勝ったお祝い」の形で贈ったようです。
Aさんとしては、バザーで売れるものなので、いざとなれば売ってゴールドに換えて使ってほしいとの思いでした。
プレゼントに添えた手紙にもその旨書いたとのことです。
B子さんは感激し「こんな高価なものをいただいたのは初めて」ととても喜んでいたとのことです。
Aさんも「受け取ってもらえて良かった」と一安心し・・・。

それで終わったはずだったのです・・・。

しかし・・・。

B子さんの勘違いがここから始まりました。

そうです。
高価な贈り物を送ってくださったAさんのことを「自分に気がある」と思ったのですね。
その後、B子さんのAさんに対する態度が目に見えて変化したのです。

Aさんが誰かと2人でPTを組んでいると
「誰と組んでいるの?女の人?」
と聞いてくる。
同じPT内に他の女性キャラがいるとあからさまに無視をする。そして
「あの人にもプレゼントを贈ったりするの?」
なんて聞いてくる。

Aさんは戸惑いました。
当然ですよね。彼はあくまでもアイテムのお礼と勝利のお祝いとしてプレゼントを贈ったに過ぎないのですから。

ですが、B子さんが勘違いする気持ちもわからなくはありません。
いきなり高価なプレゼントを贈られたりしたら、私だって「自分に好意を持っている?」と勘違いするかもしれません。
(でもそれ以上に「どういうつもり?」と警戒するでしょうけど)

ある日、AさんはそんなB子さんの言動にたまりかねて
「自分が誰とPTを組もうと自由。B子さんも大事なフレンドだけど他の人もみんな大切。なのでそういう言動はやめてほしい」
とはっきりと本人に伝えたのです。

すると、B子さんは
「私をあなたの特別な人にしてほしい。相方になりたい」
と言いだしたそうです。

Aさんは、自分は既婚者であること、リアルパートナーもドラクエ10をやっていること、なので相方にはなれないことをB子さんに伝えました。
当然これで納得してもらえると思っていたそうです。
ところが・・・。

B子さんは
「私も既婚者。だけど夫婦間は冷めているしゲーム内だけの相方なら問題ない。今はAさんのことが好き。離れたくない。」
と・・・。

Aさんはかなり困惑したそうですが、ここできっぱりとフレンドを切れないのが戦闘ガチ勢。
B子さんはバトルがかなり上手く、戦闘パートナーとしては非常に貴重な存在だったのです。
結局
「今後はそのような言動は二度としない」
とB子さんに約束してもらって、曖昧なままフレンド関係を続けることになったそうです。

しかし、その後も他の人とPTを組むたびチャットを飛ばしてきて邪魔をしたり、家に押しかけてきて長時間居座ったり、何通も手紙を送ってきたりと、次第に言動がエスカレートしていったのです。

困り果てたAさんは、結局B子さんに迷惑であることをはっきりと伝えた後、B子さんとのフレンドを本人の前で解除したそうです。
そこまでされてようやくB子さんも諦めたようです。

(遅いよAさん・・・)

事の次第について、実はAさんの奥様はすべてご存知でした。
Aさんが困っていると奥様に相談していたからです。
私なら乗り込んで行ってB子さんと直接対決するところですが(笑)、奥様は冷静でした。
そしてこう話してくれました。

「Aが他の女性キャラとPTを組むことは自由だしそこまで束縛しない。ゲームぐらい好きに楽しんでほしい。ただ、自分の気持ちが一番大事で、彼のことを大事にできないような人にAは渡せない」

身の引き締まる思いでした。
胸が苦しくなりました。

実は私は、このB子さんと似たような言動をしたことが過去に一度だけあります。
私は既婚ではありませんし、ここまでではなかったと思いますが、思い出すと今でも後悔で胸が締め付けられます。

次回は、そのことについて書いてみたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます!
ブログランキングに参加してみました。よろしければ押して帰っていただければとても励みになります。どうぞよろしくお願いします。


ドラゴンクエストXランキング
このページでは、株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像を利用しております。当該画像の転載・配布は禁止いたします。 (C)2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C)SUGIYAMA KOBO(P)SUGIYAMA KOBO