アストルティア昔話(第8話)-初めての大型アップデート

2018年4月8日

オッス!オイラはプノッペ!
何やらラギ雪原並に寒い日が続いてるようだがみんな元気か?

まぁラギ雪原ってとこにはオイラ行ったことないんだけどな!

さて今日も例のへっぽこエル子の話をするぞ。
この前の話を忘れたやつはここから読んでくれ。

ドラクエ10初の大型アップデートというものが2012年10月9日にあったんだ。

初めてレベルが55まで解放されて、エル子がずっと待ち望んでいたスキルの振り直しが可能になった。
だが、スキルの振り直しには1万Gが必要で、当時の1万は今なら10万ぐらいの価値があったから、そう簡単には出来なかったみたいだな。

まぁ今みたいにスキルをその都度必要に応じて振り直して色んな職でバトルに参加、なんて形はまだまだ無理で、1人が出来る職なんて本当に限られていたからそんなに頻繁に振り直す必要もなかったがなぁ。

そして新しい職業としてパラディンとレンジャーが加わった。
エル子にはどちらの職業も何をする職なのかよくわかってなかったようだけどな。

後にパラディンはその重さと守備力の高さを生かして、敵を押さえ込んで後衛を守る戦い方が主流になるわけだが、当時「なんでモンスターを押すことができるんだろう?」と思いながら意味なく敵を押して遊んでいたエル子が、まさか常闇の竜レグナードをパラディンで押す日が来るとは夢にも思ってなかったよな。
月日というのは本当にすごいもんだよなぁ。

あと、このアップデートで初めて家が持てるようになったんだが、50万というのは当時のエル子には高額過ぎてすぐには手が出せなかった。
けど住宅はたくさん用意されていたし、みんなも同じぐらいお金がなかったから売り切れてしまうこともなく、底値の2万まで待って無事エル子もジュレットの白亜の臨海都市に自分の家を持つことが出来たんだ。

同じ頃、パパさんも丁目は違うが同じく白亜の臨海都市にめでたく家を構えたんだが、ハウジングには全く興味がなかったようで、ウェディのタンスとベッドだけがぽつんと置いてある様子を見て、エル子が思わず「タンスが仏壇みたいだね」と言って笑ったことを今でもよく覚えているんだとさ。

その他の新コンテンツとして、大都市のストーリーボスの強モードが実装された。
当時のエンドコンテンツと言えるものかな。

エル子とパパさんも興味津々で、さっそくメギストリスの「イッド強」にサポ2を引き連れて乗り込んだものの、まぁ強いのなんの。
全く手も足も出ない状態で、ものの数分で全滅してしまったんだと。


※イッド氏近影

当時はもちろん「強戦士の書」なんて便利なものはなかったので、強ボスと戦うにはそのボスの居場所まで行かなければならない。
そしてボスの部屋の前にルーラストーンを登録するポイントなんかもない。
全滅すると、自分で世界樹の葉を使うか他の冒険者にザオで生き返してもらうか、教会まで戻るしかないわけだが、教会に戻った場合またそこまで行くのはとても面倒だよな。
そして世界樹の葉は今よりもっと貴重品でそうおいそれとは使えなかった。

そんなわけで、強ボスの部屋の前にはいつのまにか「ザオ隊」と呼ばれる有志達が常駐するようになり、全滅して部屋を出てきた冒険者たちにザオを唱えて生き返してくれていたんだ。
ザオ隊は仮にそう呼んでいるだけで、別にそんな特別なグループがあったわけではない。
まぁボランティアでやっている者もいたようだが、大抵は単に自分も戦いに来ている1冒険者が、バトル前や後に、死んでいるキャラに気付くとザオを唱えていたに過ぎないんだが、その数が半端なかった。
そして、生き返してもらった側は、「ありがとう」の言葉と共にお礼として魔法の小瓶を1つ相手に投げていた。


※当時ザオ隊が待機していた「儀式の間」の入り口

あの頃は、道で倒れている冒険者を見ればみんな普通にザオを唱えて生き返していたし、それが出来ない職の時に心苦しいという提案を受けて、教会まで戻される時間を延長できる「お祈り」ができるようにもなった。
フィールドで戦っている人を見かけたら「おうえん」するのは普通のことだったし
「ありがとう」「がんばって」
の言葉が飛び交う優しい世界だったな。

だからと言って、何も今が特別冷たくなったとは思わないぜ。
たぶん同じような状況になれば、みんなきっと他人に普通に手を差し伸べるだろうな。
何しろここは本当に優しい人達で溢れる素晴らしい世界なんだからな。

ただ、今は状況が変わっちまってさ。
色々便利になった反面、ザオやおうえんが却って迷惑になってしまうことがあったりするんだよな。
だからみんな気を遣った結果、そんな文化も廃れてしまった。

「昔は良かった」なんて年寄りくさいこたぁ言いたかねぇが、強ボスの場所までワイワイ喋りながらみんなで一緒に行くのも楽しかったし、辻ザオやおうえんの「ありがとう」「がんばって」は嬉しかったし、確かに不便なことは多かったけどさ、それ以上に心温まることもたくさんあったよなぁって、今になったら思うのさ。

さて、懐古厨の話はここまでにしておこう。
またその後のエル子の話も聞きに来てくれよな。

アストルティア昔話(第9話)-そして誰もいなくなったに続く。

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